人事・教育支援

新規事業担当者の事業計画および企画書の作り方

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こんばんは!
中小企業のトータルサポートを実践するBelink(ビリンク)の吉田和矢です。

さて、今回は事業計画および企画書の作り方です。
なぜこんな話題かと言いますと、先日人材教育支援の仕事をさせて頂いているお客様の役員の方から、企画書ってどう作ったらいいですか?という質問を頂いたからです。
私たちの人材教育支援サービスはこちらです。

社内の新規事業を担当している方なのですが、社長に企画書の提出を求められたそうで、プレゼン資料ほどはいかなくても、社内用の企画書を作らなくてはいけなくなってしまったそうです。

その方に文章で一般的な作り方を送って差し上げたので、せっかくなので他に困っている方がいたら、ぜひ参考にして頂きたいと思い、ブログに載せさせて頂きます。

以前書いた、
目標設定に必要な5つの要素
と重複する要素もありますが、合わせてお読みいただけたら嬉しいです。

企画書の作成

5W2Hをしっかりと押さえよう

5W2Hを押さえるとはよく言われることですが、その企画のWHY(目的)を明確にし、その目的のために、WHEN(いつまでに)、WHO(誰が)、WHAT(何を)、WHERE(どこで)、HOW(どうやって)やるか、そしてHOW MUCH(いくら)の予算でリターンはどのくらいなのか等を明確にしたものが求められます。

その企画によって必ずしもすべてが必要なわけではありませんが、何のためにその企画をやるか(WHY=目的)、いつまでに、誰の責任でやるかは必ず必要です。

特に中小企業では、いつまでに、誰の責任でやるかが決まっておらず、長時間かけて会議をしても、翌月になってみると何も進んでおらず、また同じ話をしている会社がたくさんあります。

そして事業計画なら特に外せないのが、経営資源(リソース)を含む投資とリターンの話、これはお金だけではなく時間や評判といった見えにくいものまで含みます。

いったいどのくらいの投資で、どのくらいのリターンを、いつまでに誰がどうやって取り組むのかを企画書を見る人は知りたいのです。

マーケティングの考え方から学ぼう

事業計画に近い話であれば、マーケティングの考え方が非常に参考になります。
特にどうやって(HOW)の部分では、必要になってきます。

例えばペルソナなどのマーケティング要素がありますが、まずはその新規事業をやる市場の規模や想定される参入障壁、自社が開拓可能なお客様層などを含む、いわゆる3C分析をし、論理的にまとまっていると良いですね。

参考までに、3C分析とは、「市場(customer)」「競合(competitor)」「自社(company)」の3つのことです。

市場の中で、競合より自社が優れているのを探す手法にもなります。
いわゆる差別化にもつながります。
もし、3C分析を知らない方は、ビジネスの世界では常識といっても過言ではありませんので、1度は勉強してみても良いと思います。

最近では、3C分析は時代遅れという声もありますが、時代遅れかどうかは、3C分析を理解している人のみが語ることができるものです。

ちょっと難しいですが、マーケティングの基礎を知りたい方はこちらの本がお勧めです。





簡単に3Cを知りたいという方はこの本がお勧めです。3Cだけでなく、差別化、魅力化、集客の3つのステップに分けてマーケティングについて書かれているので、一通り学ぶことができます。

また、事業内容にもよりますが、4Pと呼ばれる製品(Product)、価格(Price)、流通(Place)、プロモーション(Promotion)などの要素が押さえてあると更に良いです。

製品やサービスをどう売っていくのかという部分が、事業の根幹になります。
事業の要は営業と販売ですから、この部分をどうしていくかはやはり事業計画だと非常に大切でしょう。

ここまで出来ればかなり説得力の高い企画書になります。

もちろん未来のことはわからない

事業の企画、しかも新規事業の企画であればあるほど、予測しづらい部分がたくさんあります。

しかし、経営者がやるならともかく、経営者以外の人がやる場合には、とにかく下調べをして客観的資料をかき集め、そこに自分の予測(=主観)を足していく必要があります。

中小企業の場合、借入金の連帯保証も経営者個人や場合によっては経営者個人の不動産なども担保にしている場合もあり、最後の責任をとるのは経営者になります。

だからこそ、経営者が判断しやすい資料を役員をはじめ社員にはあります。

わからないからしょうがない、とか、今までやったことがない、とかではなく、今はネット上はもちろん、書籍もたくさんありますので、勉強しましょう。

立派な資料を作る必要はありませんが、見る人が気にする情報に漏れのない資料をキチンと作る必要があります。

これからの時代、必要になる能力だと思いますので、参考にして頂けたら幸いです。

編集後記

最近仕事をしていて驚くことがたくさんあります。
時代は多少変わっているかも知れませんが、やはり事業もそうですし、個人も仕事やビジネスの世界では、PDCAをきちんと作り運用していくのが、成功への近道だと思っています。

にも関わらず、出来ない人が多い!多すぎる。
期日を管理しなければ出来ない人、期日管理しても出来ない人、会議をしても何となく話あって満足で終わってしまう企業…

いや、自分のことに振り返ってみると、まだまだ自分も当たり前のことを当たり前に出来ていないですね。
当たり前のことを当たり前に継続してやるってことが一番難しいということに最近ようやく気づきました。

私たちは中小企業の人材教育のサポートをしています。
→人財教育支援サービスについてはこちら

社内の問題や取り組みを責任者である社員さんのサポートという形を通して、PDCAの作り方、運用の仕方を自分の頭で考えてできるように、プロジェクト形式で請け負うことも可能です。

ご興味ある方はこちらからお問い合わせ下さい。

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