久々の更新になってしまいました。
Belink(ビリンク)の吉田和矢です。
言い訳をすると最近バタバタしております。
まだ継続中でバタバタしています…
今日は先日(といってもだいぶ前)に行ってきた「好きに変はない展」より。
(バタバタしているのに展示会に行けるのか?というツッコミはなしでお願いします)
LGBTとは?
LGBTってご存知でしょうか?
私はつい最近まで知りませんでした。
たまたまお客様のスタッフさんの中にカミングアウトしている方がいて、はじめて知りました。
L=レズビアン(女性同性愛者)
G=ゲイ(男性同性愛者)
B=バイセクシャル(両性愛者)
T=トランスジェンダー(心と体の性の不一致)
以上、コトバンクより
トランスジェンダーは、金八先生で上戸彩が演じていた性同一性障害と同じ意味のようですね。
このシリーズですね。
その方が仕事終わりに「好きに変はない展」に行くというので、あまりに知らない世界なのでいってきました。
ちなみに概要はこちら→https://greenfunding.jp/miraibooks/projects/916
この展示会自体は同性愛や性同一性障害等を直接的に取り扱ったものではないのですが、何かを誰かを好きになるのに変というのを、短い言葉と写真で表した展示会でした。
渋谷区が同性同士をパートナーとして証明する制度を検討
2月12日のWEB版の日本経済新聞によれば、【「同性婚」証明書、条例案を発表 渋谷区】というタイトルで
東京都渋谷区は12日、同性カップルを「結婚に相当する関係」と認め、証明書を発行する条例案を盛り込んだ2015年度予算案を発表した。条例案は3月上旬に開会予定の3月区議会に提出する。
区によると、自治体が同性同士をパートナーとして証明する制度は全国初。性的少数者(LGBT)の権利を保障する取り組みは、他の自治体にも影響を与えそうだ。
区議会で可決、成立すれば4月1日に施行する。証明書発行は、事務手続きなどを経て15年度内の開始を目指す
と報じています。
世田谷区でも同様の動きがあるようです。
まだまだ、実際の婚姻関係とは違う部分が多数あるようですが、大きな1歩を踏み出したと言えるのではないかと思います。
私自身はLGBTに対して差別する気持ちはないつもりですが、詳しく知っているわけでもなく、そもそもそういう風に思っている事自体が差別なのかわからず、帰り道に当事者とどんな風に話をすれば良いか言葉を選びながら話した記憶があります。
そういう方がいるとは知っていましたが、実際に知り合いにいたわけではなく、いや、いたのかも知れませんが、実際にカミングアウトしている人に出会ったことはなかったので、身近に感じる事がありませんでした。
しかし、今回たまたま知り合う機会があり、更に今後仕事で頻繁に会うことになると思いますので、表現が難しいですが、カメラが趣味の人と知り合って、カメラについて知りたいなと思うような感覚で、知って行けたらいいかなと思っています。
「同性結婚式がニュースになるのはうれしい。でも、いつまでもニュースになるのは悲しい。」と言っていたのが、印象的でした。
私たちは変化の時代を生きている
多少強引なのは承知の上で、このイベントや条例の話を聞いて、私たちは変化の時代を生きているのだなと思いました。
キリスト教では同性愛を禁じていますが、昔の日本は男色は普通のこととされていた時代もありました。(織田信長も武田信玄も男性も女性も好きだったと言われていますし、上杉謙信は男性一筋だったとも言われています)
でも、今の日本では現在のところ、同性婚は認められていませんし、男性同士のカップルや女性同士のカップルに対しての差別意識はあると思います。
しかし、外国では同性婚を認めている国もありますし…
経営とは変化対応業である
とは良くいったもので、世の中はどんどん変化しています。(好きに変はない展の話から強引なのは承知の上です)
変化を「悪いこと、不都合なこと」と捉えるか、「チャンス」と捉えるかによって、環境は大きく変わると思います。
ダーウィンの進化論でも「この世に生き残る生き物は、最も力の強いものか。そうではない。最も頭のいいものか。そうでもない。それは、変化に対応できる生き物だ」と記されていると言われています。
企業も個人もそういう時代を生きているのだと思っています。
ITの世界では、
1980年代、PCの普及によりワープロと表計算、データベースが「3種の神器」と呼ばれ、
1995年、Windows95の発売により、インターネットが普及
2007年、iPhoneの発売により、スマートフォンが普及
だいたい10年〜15年で大きな変化があるのが昨今です。
そして、それがITだけでなく、ビジネスモデル自体を変えるくらいのイノベーションを起こしています。
次の大きな変化が何なのかはわかりませんが、数年のうちに起こるのは間違いありません。
個人的には、グローバル、バーチャル世界、人工知能あたりかと思っていますが…
その時代を企業としてどう生き残って行くか、また最初の同性カップルもそうですが、多様性をいかに受け入れていくかは、今までもそうですし、これからはもっともっと大事になる課題なのではないでしょうか?
編集後記
多少強引な持っていき方でしたが、経営はもちろんのこと、個人においても変化と多様性を受け入れることが非常に重要になってきています。
特に企業の人財教育の現場でそういうことを感じます。
昔は、同期に負けても良いのか?普通は◯年目にこのくらいできるぞ、役職者を目指せ、売上目標などの数字目標、給料アップなどなどで、モチベーションを維持できる人が多かったですが、最近は他人は他人、役職なんて興味はない、それよりプライベートの充実が大事などと、良いのか悪いのかはさておき、考え方が多様化してきています。(本心かはさておき)
企業にとっては、お給料を払っている以上、最低限度の働きはしてもらわなければ困るのですが、そういう意味では難しい時代となりました。
でも、これを「最近の若いやつは…」と言っていては何の解決にもなりません。
周りを見渡せば、企業で働いている若い人ですごいと思う人はあまりいませんが、独立していたり、好きなことをサービスにしたりして活躍している若い人たちが、我々より圧倒的に多いと思います。
つまり、企業内でも・・・工夫さえすれば・・・
そんな弊社の人財教育サービスはこちら
あれ?宣伝になってしまいました笑
時代の流れに一番敏感、かつ、対応できるのは若い人です。
そういう意味で若い人は優秀です。
その多様性や柔軟性を企業側が活かすことができれば、企業は成長するはずです。
そういう意味では、図体の大きい大企業より、中小企業のほうが小回りが聞くはずです。
つまり、変化の時代は中小企業・スモールビジネスにとってチャンスだと思っています。
一緒に頑張って行きましょう。