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【2016年】新卒で入社する社員に伝えたい3+1のこと

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Belink(ビリンク)の話ではないのですが、今年、私が経営に参加している会社ではじめての新卒を採用致しました。
私が新卒だったのは10年前。
当時、会社で働くということに全くといっていいほどマイナスイメージを感じてはいませんでしたが、やはり約7年の会社員生活、約1年半の経営者生活を通して、働くということについて気づいたことがあるので、この機会にまとめたいと思います。(空白の期間は東南アジアを転々としていた期間です。)

働くということは素晴らしいこと

ブラック企業、社畜という言葉が先行し、会社で働くことのイメージが悪くなっているようです。
現実としてそういう企業があるのも事実です。

ですが、本当は働くということはとても素晴らしいということです。

これから初めて社会にでて働く新卒の方(第二新卒含む)には、お伝えしていきたいと思います。

その理由として、働くということは、

①人に喜ばれる

自分が仕事をすることで他人が必ず喜んでくれるからです。
(違法行為をしている会社、悪徳商品を売っている会社は違うと思いますが…そういう会社に間違って入社してしまった場合には、即転職をお勧めします…)

ここでいう他人とは、お客様に限らず、上司、同僚などの会社の人、仕入先や取引先などの関係会社やそのスタッフ、その地域の人々などを含む、関わる人すべてという意味です。

あなたがコピーを一枚とるだけで、誰かが喜んでくれるのです。
コーヒー一杯入れるだけで喜んでくれる人がそこにはいるのです。

雑用という仕事はありません、まずはコピーでもコーヒーでもまずは自分ができることで相手に喜んでもらえることを精一杯やりましょう。
そして、コピーをとるにしても、もっとその人に喜んでもらえるためには何をしたら良いのか、どうしたら良いのか考え工夫しましょう。

もっとその人の喜んでいる姿を見たくはありませんか?

※誤解のないように一応書いておきますが、決して新人はコピーをとれ、お茶汲みをしろ、掃除をしろと言っているわけではありません。どの業種でもわかりやすい事例として使っているだけです。

②自己成長ができる

当たり前の話ですが、新卒の皆さんは会社にとって即戦力ではありません。
会社に入ってから、たくさん勉強し、たくさん経験し、成長していってもらわなくてはなりません。

普通であれば、何かを教わるのであればお金を払わなければいけません。
しかし、会社に入れば逆にお金をもらいながら学ぶことができるのです。

そして、①にもつながりますが、勉強し経験しできることが増えていけば、喜んでくれる人が増えます。

喜んでくれる人が増えるから自分で勉強し、自分のできることを増やしたい、そういう目標をもって働くと仕事は途端に楽しくなると思います。

「人に喜ばれたいから自己成長しよう!」でも良いですし、「自己成長したい!その結果人に喜ばれちゃった!嬉しい!」でもどっちでも良いと思います。

この2つを楽しめるようになると世界が変わります。

③対価をもらえる

人に喜ばれる、上司に褒められる、お客様から認めてもらえる、同じ目標を目指して働く仲間ができる、総じて仕事をして得られる対価です。

そして更にはお給料としてお金がもらえます。

お給料以外のことは、もしかしたら趣味をしたり、資格の勉強をしたり、社会人サークルに入ったりしても得られるものかもしれません。

でも大概のことは、逆にお金がかかることです。

ビジネスマナーを習うだけでも、それなりにお金がかかります。
美容師さんがカットの技術講習を受けるだけでもお金がかかりますし、他の仕事でも同じだと思います。

でも会社であれば、その勉強を仕事としてしながら、お金までもらえてしまうのです。



これは賛否両論ありますが、お金を払ってでも習いたいようなことを仕事にすれば、お金を自ら払い、自分の時間を削ってまでやりたいことですから、仕事をするのも楽しくなるのではないかと思います。

たまに、お金をもらえて勉強までできて、勉強したことを仕事に活かしたら喜んでくれる人も増えるって素晴らしいよね!みたいな話をすると、勉強している時間は勤務時間外なのでお金もらってないです。。。なんて言う人がいますが、本当にお金を払って、自分の時間を削ってまでやりたいことであれば、勤務時間が云々なんて思わないですよね?



勤務時間外に仕事(勉強も含む)をするのが良いことかはわかりませんが、少なくともその人は仕事を本気に好きになれていない人だと思いますので、仕事の素晴らしさに気づけてない人ですから残念です。

+1のこと:働くの語源と3つの人材

はた迷惑という言葉は知っていると思います。

はた=傍で「まわりの人」という意味です。

働く=傍(周りの人)を楽にするという意味が語源という説があります。
(※諸説あるようで、傍楽は一種の言葉遊びで語源ではないとも言われているようです。)

どの説が本当かどうかは別としても、ぜひまわりの人を楽にできる人になってもらえたら嬉しいなと思っております。

3つの人材

これも有名な話なのでご存知の人も多いと思いますが、会社の人材には5つの種類があると言われています。

人財、人在、人罪です。

人財=人が財産という意味です。つまり、傍を楽にできるように、自己成長→人に喜ばれる→自己成長→・・・をうまく繰り返すことのできるひとですね。

人在=タダそこにいる(存在する)だけの人という意味です。仕事は過不足なくできても人財にはなれません。
多くの会社はお客様から喜ばれる仕組みができています。だからこそ何年も存続しているからです。
人在か人財かの違いは、会社や上司、同僚、部下に喜ばれているかどうかをみればすぐにわかります。

人罪=いるだけで罪な人のことです。勉強不足、確認不足でミスを繰り返し、お客様、上司、同僚に迷惑をかける、すぐに会社やお客様の愚痴をいうなどです。

ぜひ、新卒で入社するかたは、「自己成長→お客様に喜ばれる→対価をもらえる→自己成長」のプラスのスパイラルに入って、素晴らしい仕事というものを楽しんでいただけたらと思います。

新卒社員

編集後記

私が新卒だったころ・・・

まさに自分の成長しか考えておりませんでした・・・

人に喜ばれること?そんなことよりいかに自分の能力を向上させるかに夢中でした。

雑用をいかに避け、勉強になる仕事をいかにできるかしか考えていませんでした。
上司に嫌われようが、あまり気にしていませんでしたね。

自分の会社にそんなやつがいたらと思うとゾッとしますが。。。

それでも最初に入社した会社の教育が良かった上に粘り強く根気良くスパルタ形式でご指導いただけたお陰で、仕事を通して人に喜んでいただくことの素晴らしさに気づくことができたと思っています(まだまだ自分のことが中心になってしまうこともありますが。。。)

学生から社会人になるとき、最初に入社する会社、上司、先輩はもの凄く大切です。
仕事についてどう考えているかを聞くことで、どんな会社か上司、先輩かが少しわかると思います。

仕事は1番大切なものではないかもしれませんが、人生の時間の多くを使うものです。

早く仕事が終わらないかな、早く休日が来ないかなと思って働くより、仕事は楽しいし、人にも喜ばれるし、やりがいがあると思って働いたほうが、人生は豊かになるのではないかと思っています。

※別に会社で働くこと限定ではありません。何かを通して人に貢献でき、自己成長できること、それさえあれば何でも良いと思います。

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