今更になりますが、2015年の読書記録をまとめます。
読書の記録をまとめておくことで、その時に何を考えていたかもわかりますし、数年後に見返した時に自分の成長もわかるだろうと思い、2013年の5月からまとめています。
2年くらい続いているということですね。全くアクセス数は稼げていませんが…(笑)
2014年9月まではこちら→アメブロ時代の2013年5月〜2014年9月まで
2014年10月以降はこちら→2014年10月以降の読書記録
私の読書に対する考え方はこちらより→本を読むということ
①『ザ・ゴール コミック版』著:エリヤフ・ゴールドラット氏
数年前に分厚いコミックではないほうの本を読み、製造業におけるボトルネックの考え方等が大変参考になり、業務の能率をあげるために役立つのでは?と思っていたのですが、とうとう分厚過ぎて最後までたどりつきませんでした…。
部分的な能率改善が全体の能率を妨げる場合もあるという話は非常に興味深く、やはりコミック版だけでなく実際の本も読もうと決意するような内容でした。
②『ITビジネスの原理』著:尾原和啓氏
ビジネスに関わらず、現在はネットと生活は切り離せない存在になりつつあります。
特にビジネスの世界では、距離的な壁や国境という壁はなくなりつつあり、お店側よりお客様のほうが商品について詳しかったり、最安値で販売しているお店を知ることができるようになったりしています。
ITの発達によって変わってきたビジネスの推移をITのなかった時代の地域格差や価格格差を活かした商売のやり方、そしてIT黎明期の情報を売る時代の話、そして今後のITが作っていく新しい時代への考察が書かれていて非常に参考になる本でした。
IT黎明期では中古車を安値で買取り、東南アジアで高値で売る、というような中古車を安く変える、そして転売で高く売れるということを知っていれば儲かった情報を売る時代でした。(現在でも転売で設けている人がいるように転換期だと思います。)
今までのITビジネスがどう推移してきたのか、これからのITを利用したビジネスがどう変わっていくのかを知りたい方は参考までに、ぜひ読んで頂きたい一冊です。
編集後記
2冊しか読めない月でしたが、どちらも非常に良い本でした。
コミック版の本に関しては、やはり概要しかつかめないので、しっかりと元の本を読むべきだとは思いますが、ざっくりどんな内容が書かれているのか読む分には、非常に効果的だと思います。
ITというかネットはいまや大手企業だけでなく中小企業にも大きく関係してくる分野となってきました。
ホームページ1つとっても、とりあえず作っておくかの時代から、うまく活用できればブランディングはもちろん、集客、マーケティングもうまくいく時代になっています。
今後はうまく活用できればという時代から、活用できない中小企業の未来は危ういという時代になっていくのではないかと思います。
「ITビジネスの原理」に書かれていた内容は非常に興味深かったので、自分のビジネスに応用できないか考えているところです。