人事・教育支援

人材教育の教科書には「仕事のルール」をお勧めします。

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こんばんは!
中小企業を財務・人事(人材教育)・WEBからサポートするBelink(ビリンク)の吉田和矢です。

さて、今日はあるお客様の人材教育サポートの現場で実際にやり始めたことをご紹介させて頂きます。

この本はご存知ですか?

「あたりまえだけどなかなかできない仕事のルール」著:浜口直太氏。

仕事のルールを見開き1ページで1つを紹介する形式で、101個のルールが紹介されています。

実は私が新人のころに上司から勧められた本です。

大学を卒業して新卒で入社した会社ではたくさんの尊敬できる上司や先輩にお会いしましたが、その中でも特にかわいがって頂いた上司から勧められた本です。

当時はきっとひどかったのでしょう笑。

1つ1つは教えてられないから、せめてこれでも読んで学んできてくれ!という気持ちだったかもしれません笑。

それ以前から浜口直太さんの著書は何冊も読んだことがあったので、○○のルール系の本は食わずぎらいでしたが、読んでみました。

101個もあるので、読んで納得のいくものいかないものが当時はありましたし、納得がいってもできるものできないものがありましたが、まずは上司がこれからまず実践してくれといわれるものを実践するように心がけてみました。

今考えると

「聞くタイミングを考えよう」

とかっていう項目をじっくり読んでくるようにとか言われていたので、よほど空気が読めずタイミングが悪かったのだろうと思います笑。


今回読み返してみて、まだまだ出来ていないことが多いことに気づきました。

今回ある会社で教育についての相談を受けたので、人事やリーダーシップ、教育系の本を10冊程度集めてきたのですが、自分の新人時代も思い返し、この「仕事のルール」を改めて買い直し読み返しました。

もうあれから何年も経ち、社会人経験も増え、管理職も何年か経験しましたが、まだまだ出来ていないことだらけで・・・

というか、この本に書かれていることが全部できたら社会人何年目だろうが、スーパーサラリーマンになれるということに気づきました。

読み返してみて非常に良かったです。

また、サラリーマン時代、その尊敬していた上司の真似をして、この本を部下や後輩に勧めたり、入社祝いにプレゼントしたりしていたのは間違っていなかったなと改めて思いました。


教育に活かしていく私の方法

私の読書の定義は知識を増やすというインプットではなく、学んだことは少なくとも少なくとも本に書かれていて良いと思ったことを1個以上実行するということを心がけています。

なので、まず読んでもらう、そしてその月の実行するテーマを3〜5個自分で宣言してもらうことにしました。

また、人材教育なんて偉そうな言葉を使っていますが、私は率先垂範することで、見本になろうと思っていますので、自分自身も3〜5個の行動宣言をして、実践していきます。

それが教育の原点だと思っています。

あの吉田松陰も自ら実践し、ともに学ぶというスタイルで松下村塾を運営していましたし、あの有名な山本五十六はこんな言葉を残しています。

やって見せて、言って聞かせて、やらせて見て、
ほめてやらねば、人は動かず。
話し合い、耳を傾け、承認し、任せてやらねば、人は育たず。
やっている、姿を感謝で見守って、信頼せねば、人は実らず。

どんなに正しいことを言っても、自分はやらず尊敬できない人から言われても、馬の耳に念仏です。

例えば、「服装が変だよ」と、嫌いな人に言われても「これがファッションだ!」と反発したくなる場面でも、好きな異性の子から言われたら・・・

結局、教育も仕事もそこだと思います。
まずはお互いの信頼関係と好意を構築できなければ何をやっても仕方がありませんね。
(部下を何度も持った中で失敗を繰り返し経験でも知りました)

話がそれましたが、この「仕事のルール」はとても良い本です。

教育でお困りの方はまず読んでみて下さい。

もちろん社会人として仕事をどうやってやっていったら良いかお悩みの若手のサラリーマンにもお勧めです。


編集後記

浜口直太さんの本は素晴らしい本が多いですが、何より読んで元気になれる本が多いです。

ぜひ書店でみかけたら他の本でも構いませんので読んでみて下さい。

今月からこの仕事のルールを使っての仕事がスタートしたので、また機会があり、お客様の了承がとれたらご報告させて頂きますね。

でも何より中小企業は社長の器以上に会社はならないし、社長以上の人材は育たない(居てもやめていく)と言われています。
会社や事業の成長に必要なのは、社員以上に自身の成長だったりします。

私も頑張ります。

この本もお勧めです。

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