久々のブログ更新となります。
実に振り返ってみたら3ヶ月半ぶりでした…
サイトのリニューアルをやっていたし…などなど言い訳すればやらなかった言い訳はたくさんありますが、言わないこととします。
そしてそんな久々なのにも関わらず、ネタ的なタイトルで更に申し訳ございません。
経営者が目指すべきAKBとは?
さて、ここでいうAKBとは
A=明るく
K=感じよく
B=バカになって
だそうです。
炎の講演家、鴨頭嘉人さんをご存知ですか?
鴨頭嘉人さんはマクドナルドで働いていた方で、現在は講演化として活動されています。
その鴨頭嘉人さんの新人向けセミナーにあった言葉です。
そのセミナーはYouTubeで公開されていますので、ぜひご興味ある方はご覧下さい。
このセミナーの中で「肯定的解釈力」という言葉をたくさん使われています。
簡単に言ってしまえば、何が起きたかではなく、何を感じるかが大切でそれが人生だ!という考え方です。
例えば、電車に乗り遅れそうで全力で走って駅までいったにも関わらず、目の前で電車が行ってしまったという事実が起きたときに、
走って損した…とか、少しくらい待ってくれてもいいのに…とか、車掌どこ見てんだよとか、イライラしながら過ごすのと、
ラッキー、この次の電車を待っている間にメールの返信をしてしまおうとか、電話をすませてしまおうとか、お客様のところに遅刻するのをどうチャンスに変えようとするのと、
どっちが幸せかという話をされています。
起きた事実は一緒、それをどう解釈するかで、その後の事実も変わることがわかると思います。
合い言葉は「ピンチやチャンス」で、本質的にそう捉えられるかだそうです。
気になった方はぜひ見てみて下さい。
経営者に必要なのは圧倒的な肯定的解釈力
経営をしていれば、たくさんの問題にぶち当たると思います。
売上があがらない、社員スタッフの育成がうまくいかない、せっかく育ってきた社員が辞めてしまう、ライバル企業にヒット商品をマネされている、2ちゃんねんるに悪口を書かれてしまった…などなど。
そして、経営者の仕事は決断することが最も大事な仕事の1つです。
客観的に失敗だと思えるような結果が出てしまうこともあると思います。
それをイチイチ気にしていたら体がもたないと思います。
事業の経営は、問題がないことが問題であるという名言もあるくらいです。
問題が起きたときは、成長のチャンスがやってきたと考えることができますし、客観的に失敗だと思える結果が出た時は、軌道修正するチャンスがきたと思うことができるはずです。
そのためにはAKB(明るく、感じよく、バカ)になって仕事をすることが大事なのではないでしょうか?
経営者がAKBになり、スタッフ従業員もAKBになれたら最強の会社になれると思いませんか?
社会人で身につけた肯定的解釈力
私が社会人になったときに、就職した会社でつきあいが始まったのが、今では有名な「居酒屋てっぺんの大嶋啓介社長」でした。
鴨頭嘉人先生とも共同で講演されています。
その大嶋啓介社長の講演や、大嶋啓介社長が自らの師匠だと当時(今も?)言っていた西田文朗先生や福島正則先生のセミナーに行ったり、No.1理論や面白いほど成功するツキの大原則などを読んだりしていたことと、最初に就職した会社がそれに感化されそういう会社に徐々になっていったことで、そういう環境で育つことができました。
その中でも、もっとも感銘を受けたのが、福島正則先生で、今も何かがあった時には思い出しています。
ちょっと高額でしたが、セミナーを受けるのが一番ですが、著書であればメンタリング・マネジメントという本がお勧めです。
人はみな鏡であり、上司も部下も親も子どもも取引先もお客様も仕入れ先も、すべて自分の移し鏡であるという考え方が基本としています。
まず、プラス受信(肯定的解釈力と同じですが、)があり、その後に
見本
信頼
支援
があると定義しています。
自分が見本になっていないのに部下を支援しても部下はついてこないし、見本になっていないのに一方的に信頼しても意味がない、自分が部下を信頼していないのに支援しても部下は半信半疑であるという考え方で、まずは自らが尊敬してもらえるような人物になること、つまり見本になれることというのが大事と書かれています。
「過去と他人は変えられない、未来と自分は変えられる、でも過去すら解釈で変えられる」
というのが合い言葉です。
何かを変えたければ、まず自分が変わる以外にないというのが、今も昔も変わらない自分の考え方です(まだまだ出来てはいませんが…)
編集後記
先日、久々に電車に乗ったら、その電車が1時間近く遅れた上に、遅れたせいかものすごく混んでイライラしていたときに、最初にご紹介した鴨頭先生のYouTubeで公開されているセミナーを思い出しました。
私もまだまだ出来てはいませんが、経営者たるもの他人のせいにしていたら事業がうまくいくわけがありません。
社員がもっと働いてくれたら、しっかりしていたら、不景気だから、斜陽産業だから… 全部自分、つまり経営者の責任です。
でも悲観することはありません。この考え方に乗っ取れば成長するチャンスです。
私もまだまだできていませんが、一緒にAKBになって幸せな企業をつくっていきましょう。
ちなみに今回ブログ内で紹介させていただいた本です。
あとこの鴨頭先生のYouTubeは公式チャンネルだと思いますので、見て興味のある方はぜひぜひ経営の参考にしたり、スタッフに見せたりして活用していったら良いのではないかと思います。(勝手にそんなこと言って良いのかわかりませんが…)