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経営に関すること

海外ビジネス・海外進出をする上で考えるべき円安、円高の問題

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こんばんは!
Belink(ビリンク)の吉田和矢です。

26日(水)にフィリピンから無事帰国しました。

クリスマス前で、窃盗やひったくりが増えていて、治安が悪化しているというフィリピンマニラではひたすら気をつけて、何も盗られず無くさずだったのですが、油断したのかうっかり帰国便のセブパシフィックの中にiPadを忘れてしまった、うっかりものです。

さすがフィリピンの航空会社といって良いのか、成田空港に到着した便に忘れたにも関わらず、全部フィリピンに運んでいるはずだとさわやかに日本語で答えてもらい、マニラのカスタマーセンターに英語で電話しなければいけない、しかも解決しないとたらい回しになりました。

非常にレアケースなのか、「セブパシフィック機内に忘れ物」とネットで調べても有効な解決策が載っていなかったので、ことの顛末を個人のアメブロにまとめてみましたので、参考にしてみてください。

セブパシフィック機内に忘れ物をしてしまったら…忘れ物センターは存在するのか…http://ameblo.jp/kazuya-yoshida/entry-11958024904.html


写真は現地人でも危ないと言われているDivisoriaと呼ばれるマーケット。
Divisoria

そんな中でも陽気な現地の人たち。
IMG_1252

陽気な現地人

1年ぶりのフィリピンでびっくりした円安ペソ高現象

1年前もアベノミクスの影響で円安ペソ高が進行していましたが、当時のレートは・・・
私が初渡航した2013年7月で1ペソ=約2.3円
しかし、現在は1ペソ=2.6円強

実に約13%の上昇です。

アベノミクス前は噂では、1ペソ=2円以下だったころもあるようなので、どんどん円安が進んでいますね。

円高が良いか、円安が良いかを私は論じるつもりもありませんし、そこは経済学者に任せておけばいいと思いますが、海外に行くコストが高くなってきているのは事実です。

フィリピンで円で稼ぐか、ペソで稼ぐかの大きな違い

知り合いの英語の語学学校はこの円安に耐えられず、2015年1月から値上げをするようです。
話によればかなりの学校であるようですね。

また、駐在員でお給料が円建ての人たちも、減給された気分だと嘆いていました。

一方で、日系企業の現地駐在員や現地採用の日本人でも、ペソでお給料をもらっている人たちはほとんど何も変わらないと言っていましたね。(実際には経済成長の分だけ物価は上がっていると思いますが。)

一方で現地人を相手にビジネスをしていてペソで儲けている人たちで、よく日本に帰国する人はリッチになった気分だと言っていました(笑)

円高や円安は個人レベルではコントロールできないからこそ、やるべきことは?

答えはたくさんあると思いますが、事業をしている以上、リスクコントロールは必要ですね。

日本円で稼ぎ、日本で生活をする、

ペソで稼ぎ、フィリピンで生活をする、

ドルで稼ぎ、アメリカで生活をする、

今、現状ではこれが一番リスクが少ないのではないでしょうか?

アベノミクスによる影響や消費税増税で、実質物価上昇していますが、それでも他国通貨で稼いで日本で生活するよりリスクは少ないです。

もちろん、以前にも述べたように2通貨以上で稼ぎ、資産も分散することが最大のリスクヘッジになるとは思いますが。

変化に文句をいうのではなく、変化をチャンスと捉えることができる、そんな人間になりたい

ここからは願望ですが・・・

アベノミクスのせいで物価が上がって生活が大変だ、とか、海外に行くのが高くなったとか不平不満を言うのではなく、

逆に外国人が日本に来やすくなるのだから、観光客相手に何かやろうとか、日本を外国の人に伝えるチャンスだとか、輸入はしづらいけど、輸出ならチャンスはある、とか、そういうプラス思考で考えていきたいと思っています。

常にチャンスと思えば、変化はそれは大きな勝負どころです。

円安はしばらく進むと思いますし、せっかく海外と日本、両方を見てきたわけですから、このチャンスを活かす事業展開を考えていきたいと思います。

編集後記

東南アジアから帰ってきて約半年日本の事業に注力してきた私には今回のフィリピン渡航は良い機会になりました。

もちろん日本の事業を安定させることが1番最初にやらなければいけないことですが、それはあくまでも日本が成功してから海外展開という意味ではなく、収入基盤を作りやすいことからやろうと考えた時に日本が選択肢の1番最初に来ただけです。

これからの時代、まず東京、次に大阪、名古屋、そして仙台、福岡、最後に海外、という展開ではなく、自分ができることで需要がある地域があれば、日本とか海外とかにこだわらず、そこで1番最初にやる時代が来ると思っています。

そんなことを改めて気づかせてもらうためにも、海外に拠点を持ち、たまに行ってみるというのは良い体験になると思いました。

でも、1番はビジネスを作ってそのために行くことですが・・・

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