代表者のつぶやき

大河ドラマ「花燃ゆ」を見て 主役の吉田松陰の妹:杉文とは…

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こんばんは。
Belink(ビリンク)の吉田和矢です。

今回は中小企業の経営とは全く関係ない話題ですが・・・
中小企業の経営のお手伝いをする自分の仕事が大好きなので、ほとんどそれに没頭して、テレビをほとんど見ませんが、大河ドラマとカンブリア宮殿だけは別です。
しかし、一昨年と昨年は海外生活が長かったのでどちらも見ることができず、今年は3年ぶりの大河ドラマとなりました。

大河ドラマで使われそうなお城

実は吉田松陰が大好きです

苗字が同じ吉田だからというのもありますが、陽明学を自らの指針とし、知行合一を実践していたからです。

私も以前のブログに書いたように知行合一を目指しています。(まだまだ出来ていませんが…)
読書は行動するためにする。知行合一を目指せ。Belink代表の11月の読書記録。

そしてかの有名な松下村塾で、久坂玄瑞、高杉晋作、伊藤博文、山縣有朋、吉田稔麿、入江九一などを輩出しております。

そのスタンスは教える先生と生徒という関係ではなく、共に意見を交わし、共に学び、共に行動しようという指針だったと言われます。
(→その影響を受けて私が作ったサイトが「中小企業・スモールビジネス成功のための実践起業塾」です)

吉田松陰自体は藩の正規の学校である明倫館で塾頭を勤めるほどの人材ではありますが、松下村塾はただの数多くある私塾のうちの一つにすぎず、生徒も身分を問わず通っていたにも関わらず、多くの明治維新の功労者と、のちの総理大臣や政府の要職者を輩出している実績は吉田松陰の教えがいかに素晴らしかったかを表しているといえると思います。

吉田松陰自身はわずか30歳の時に、アメリカに密航しようとして捕まり、処刑されてしまいますので、松下村塾で明治維新の功労者をたくさん育てた人として認知されているのではないかと思います。

私は司馬遼太郎さんの小説が好きなので吉田松陰と高杉晋作について書かれたこの本を読んでいます。

また同じ時代を生き、同じ陽明学で知行合一を信条としてながら、明治政府にも幕府にもつかず独自路線をいった河井継之助の人生について書かれた「峠」もお勧めです。
陽明学や知行合一についてよく書かれています。

でも主人公は吉田松陰ではない!歴代大河ドラマの主役を振り返ってみよう

そんな吉田松陰が主役の大河ドラマなら合点が行くのですが、今回はその妹の杉文だそうです。

正直・・・え?誰それ・・・って感じでした。

私が大河ドラマを見始めたのは、1995年のころからです。

1995年 徳川吉宗

1996年 豊臣秀吉

1997年 毛利元就

1998年 徳川慶喜

1999年 大石内蔵助(忠臣蔵)

2000年 徳川家康、徳川秀忠、徳川家光

2001年 北条時宗

2002年 利家とまつ

2003年 宮本武蔵

2004年 近藤勇(新撰組)

2005年 源義経

2006年 千代(山内一豊の妻)

2007年 山本勘助(武田信玄の軍師)

2008年 天璋院(篤姫)

2009年 直江兼続(上杉謙信の子である上杉景勝の重臣)

2010年 坂本龍馬

2011年 江(徳川秀忠の妻)

2012年 平清盛

2013年 新島八重

2014年 黒田官兵衛(豊臣秀吉の軍師)

※画像は総集編だったりオリジナルトラックだったりバラバラで申し訳ございません。

20作品振り返ってみましたが、2006年の千代が主役の功名が辻以降の大河の主役がどうも歴史的にマイナーに変わってきている気がします。
NHKの方向転換でしょうか?
2010年の坂本龍馬、2012年の平清盛以外は大河ドラマを見るまで誰だかわからなかった人も多いのではないでしょうか?

正直、歴史好きな私でも、2006年の千代、2008年の天璋院、2011年の江、2013年の新島八重は知りませんでした。
更に2014年の杉文も知りません。(女性ばっかりですね笑。女性に焦点を当てる方向に変わってきたのでしょうか・・・)

では本題の杉文とは誰なのか?

吉田松陰の妹であり、松下村塾の門下生の中でも高杉晋作、吉田稔麿、入江九一と並んで松下村塾の四天王と呼ばれた久坂玄瑞の妻です。
久坂玄瑞は四天王の中でも高杉晋作と並び「識の高杉、才の久坂」と称され、「松下村塾の双璧」と呼ばれたほどの逸材です。

しかし久坂玄瑞は禁門の変(蛤御門の変)で早くになくなっています。
兄である吉田松陰も30歳で処刑されていますので、文は早くに兄と夫と死別していることになります。(高杉晋作、吉田稔麿も早死)

明治時代に入り亡き姉の夫でもある小田村伊之助と再婚し、大正10年79歳まで生き抜いています。

今回の大河ドラマは杉文の目を通してみた吉田松陰や幕末から明治の様相というのがテーマなのでしょうか?
どちらにせよ楽しみです。

編集後記

私が吉田松陰が好きなもう1つの理由にこんな言葉があります。

夢なき者に理想なし、
理想なき者に計画なし、
計画なき者に実行なし、
実行なき者に成功なし。
故に、夢なき者に成功なし。

よくお客様とお話をする時に、吉田松陰がこんなこと言っていたらしいですよとお伝えする言葉です。

吉田松陰に限らず、坂本龍馬も実際に歴史の表舞台に出てきてから亡くなるまでは約5年しかなく、短い期間で大きなことをやり遂げています。

でも決してその期間がすごいのではなく、花開く前からの積み重ねがあったからこその偉業だと思います。

そういう意味で大河ドラマはその人物の一生を追うので、大変勉強になりますし楽しみです。

久々の大河ドラマなので、いつまで見続けられるかわかりませんが、またブログに書きたいことがあれば大河ドラマのことも書いていきます。



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